セルティック 中村のゴールで1次リーグ突破!!!
=== World Soccer News ==================================================
ワールド・サッカー ニュース No.2597 2006/11/22
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セルティック 中村のゴールで1次リーグ突破!!!
【本日の目次】
●欧州チャンピオンズリーグ 1次リーグ・第5節
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●欧州チャンピオンズリーグ 1次リーグ・第5節
11月21日
≪グループE≫
首位リヨンが2位レアルとの頂上決戦を2-2と引き分け、E組1位突破を決
めた。
リヨンは開始11分にマルダのクロスからカリューが決め先制。幸先の良いスタ
ートを切ると、31分にはマルダが追加点。アウェー戦ながら試合を優勢に進め
る。
しかしホームで負けられないレアルも前半終盤にディアラが古巣からゴール。
後半38分にはファンニステルローイが決め、試合を振り出しに戻す。その後、
44分にはPKを獲得。逆転のチャンスを得たが、ファンニステルローイのシュ
ートは相手GKに阻まれ、試合はそのまま引き分けに終わった。
この結果、リヨンは勝点を13として首位をキープし、レアルは3差の勝点10で
2位。両チームとも1試合を残しているが、直接対決の成績でリヨンが上回る
(1勝1分け)ため、リヨンの1位突破が決まった。
もう1試合、3位ステアウア対4位ディナモの一戦は1-1のドロー。1ポイ
ントずつを分け合い、ステアウアは勝点4、ディナモは同1とし、直接対決の
成績で勝るステアウアが1試合を残してUEFAカップの出場権を獲得した。
レアル・マドリード(ESP) 2-2 リヨン(FRA)
得点【レ】ディアラ (39)ファン・ニステルローイ(83)
【リ】カリュウ (11)マルダ(31)
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ステアウア・ブカレスト(ROU) 1-1 ディナモ・キエフ(UKR)
得点【ス】ディカ(69)
【デ】チェルナト(29)
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≪グループF≫
スコットランド王者セルティックがMF中村俊輔のゴールでマンチェスター・
ユナイテッドを下し、F組2位以内を確定。中村は日本人初のセカンドラウン
ド進出となった。
試合はアウェーのマンチェスター・Uがやや優勢に進めていたが、0-0の後
半36分、セルティックはゴールまで約26mの位置でFKを獲得。中村の蹴った
ボールは壁を越えゴール右上隅に飛び込み、待望の先制点を奪う。その後44分
にMFグラベセンがハンドを犯してPKを与えたものの、これはGKボルツが
しっかり押さえた。
この結果、セルティックは勝点9でマンチェスター・Uと並び、直接対決の成
績で勝って首位に浮上。最終節では2位マンチェスター・Uと勝点7で3位の
ベンフィカがぶつかるため、セルティックはコペンハーゲンに敗れたとしても
2位以内に入る。
ベンフィカはミッコリの2ゴールの活躍などでコペンハーゲンに3-1と快勝。
勝点を7に伸ばし、1次リーグ突破に望みをつないだ。
セルティック(SCO) 1-0 マンチェスター・ユナイテッド(ENG)
得点【セ】中村(81)
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ベンフィカ(POR) 3-1 FCコペンハーゲン(DEN)
得点【ベ】レオ(14)ミッコリ (16,37)
【F】アルベック (89)
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≪グループG≫
混戦模様のG組では、アーセナルとFCポルトがそれぞれ勝利を収め、勝点を
10に伸ばした。
昨季準優勝のアーセナルは、ここまで4連敗で最下位に沈むハンブルガーSV
との一戦。開始早々4分に先制を許したものの、後半7分にファンペルシーの
ゴールで追いつくと、38分にはエブエがネットを揺らして勝ち越しに成功。そ
の後さらにバプチスタがダメ押しの3点目を奪った。
FCポルトは前節首位のCSKAモスクワにアウェーで2-0と快勝。突破に向け
大きく前進した。
試合は開始2分で動く。キャプテンで守備の要でもあるイグナシェビッチを欠
くCSKAを相手に、ポルトはリザンドロ・ロペズのクロスにクアレスマが合わせ
て強烈なシュート。1次リーグここまで無失点のCSKAからゴールを奪った。そ
の後も試合はポルトのペース。CSKAもGKアキンフェイフが奮闘し追加点を許
さずにいたが、後半16分、ポルトはクアレスマのクロスをリザンドロ・ロペズ
が頭で落としたところをルチョ・ゴンサレスが決め、2-0と突き放した。
この結果、アーセナルとポルトが勝点10で並び、当該対戦成績によりアーセナ
ルが首位に浮上。ポルトは2位につけた。一方、CSKAは勝点8のままの3位に
後退。しかし、最終戦でハンブルガーを破ればセカンドラウンド進出が決まる。
アーセナル(ENG) 3-1 ハンブルガーSV(GER)
得点【ア】ファン・ペルシ(52)エブエ(83)バプチスタ(88)
【ハ】ファン・デル・ファールト(4)
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CSKAモスクワ(RUS) 0-2 FCポルト(POR)
得点【F】クアレスマ(2)ルチョ・ゴンサレス(61)
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≪グループH≫
H組ではAEKアテネがACミランを破るサプライズを演じ、勝点を7として2
位に浮上した。一方、ミラン(勝点10)も敗れはしたものの、リールがアンデ
ルレヒトと引き分けに終わり勝点を6に伸ばすにとどまったため、首位通過が
決まっている。
ホームにミランを迎えたAEKは、前半32分にブラジル人FWジュリオ・セザー
ルがペナルティエリア手前から直接FKを決めて先制。ミランもインザーギが
再三ゴールに迫ったが、相手GKの好セーブに阻まれ無得点。AEKがそのまま
1-0で逃げ切った。
前節2位のリールは、ここまで白星のない最下位アンデルレヒトと対戦。1-
1の後半2分にフォーベルグがボレーシュートを叩き込み勝ち越しに成功した
ものの、そのわずか1分後、相手FWムペンザにこの日2点目となるゴールを
許してしまう。43分にはアンデルレヒトのDFファンダメが2度目の警告を受
け退場、数的優位に立ったが、試合は結局そのまま引き分けに終わった。
この結果、リールは勝点6でAEKアテネ(勝点7)にかわされ3位に後退。グ
ループリーグを突破するには、アウェーで行なわれる最終節のミラン戦に勝た
なければならなくなった。
AEKアテネ(GRE) 1-0 ACミラン(ITA)
得点【ア】ジュリオ・セザール(32)
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リール(FRA) 2-2 アンデルレヒト(BEL)
得点【リ】オデンウインジ(28)フォーベルグ(47)
【ア】ムボ・ムペンザ(38,48)
退場【ア】ファンダメ(88)
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11月22日
≪グループA≫
敗退の可能性もある昨季の覇者バルセロナはアウェーでレフスキ・ソフィアに
2-0と快勝。勝点を8に伸ばし、グループリーグ突破に望みをつないだ。
開始からわずか5分でジュリーが決め先制。幸先の良いスタートを切ると、後
半さらにデコのシュートの跳ね返りをイニエスタが押し込み追加点を奪った。
首位チェルシーはアウェーでブレーメンに0-1で敗れ、勝点10でブレーメン
に並ばれたが、直接対決の成績で首位をキープ。最終節では2位ブレーメンと
3位バルセロナがぶつかるため、チェルシーはレフスキに敗れたとしても2位
以内に入ることが確定、16強進出が決まった。
ベルダー・ブレーメン(GER) 1-0 チェルシー(ENG)
得点【ベ】メルテザッカー(27)
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レフスキ・ソフィア(BUL) 0-2 バルセロナ(ESP)
得点【バ】ジュリー(5)イニエスタ(37)
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≪グループB≫
2位インテルが3位スポルティングとの直接対決を制してB組2位以内を確定。
セカンドラウンド進出が決まった。
ホームにスポルティングを迎えたインテルは、前半36分にスタンコビッチのお
膳立てからクレスポが先制ゴール。この1点を守りきった。
1次リーグ開幕2連敗で一時は最下位にいたインテルだが、第3節からの3連
勝で現在は勝点9。3位スポルティングに4差をつけて突破を決めた。
すでに突破を決めているバイエルンは、アウェーで最下位スパルタク・モスク
ワと2-2のドロー。勝点を11に伸ばした。スパルタクも強豪相手に勝点1を
獲得し、UEFAカップ出場に望みをつないだ。
先制したのはホームのスパルタク。前半16分にカリニチェンコがネットを揺ら
した。しかしバイエルンは22分、39分とピサロが立て続けに決め逆転に成功。
このままバイエルンペースになるかと思われたが、後半28分、スパルタクのコ
バッチが同点ゴールを挙げた。
最終節では、首位バイエルンと2位インテルが首位通過を賭け激突。3位スポ
ルティング(勝点5)と4位スパルタク(同2)もUEFAカップを目指して3位
の座を争うことになり、B組は最後まで目が離せない展開となった。
インテル(ITA) 1-0 スポルティング(POR)
得点【イ】クレスポ(36)
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スパルタク・モスクワ(RUS) 2-2 バイエルン・ミュンヘン(GER)
得点【ス】カリニチェンコ(16)コバッチ(72)
【バ】ピサロ(22, 39)
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≪グループC≫
バプール対PSV。すでに勝ち抜けを決めているチーム同士の対戦は、2-0で
ホームのリバプールに軍配が上がった。
リバプールは後半20分にジェラードが決め先制すると、終了間際にはクラウチ
が試合を決める2点目を奪った。
この結果、リバプールは勝点を13としてPSV(勝点10)に3差をつけ、C組首
位突破を決めた。
もう1試合では、ボルドーとガラタサライがUEFAカップの出場権を賭け激突。
ボルドーが3-1と快勝し、3位を確定した。
前半22分、ボルドーはガラタサライのMF稲本潤一のクリアボールを拾ったア
ロンソが左足で決め先制。1次リーグ初得点を挙げると、後半2分にはラスラ
ンドが豪快なボレーシュート。その3分後にはベンデウのFKにフォベールが
頭で合わせ、ダメ押しの3点目を決めた。
対するガラタサライは、0-3の後半14分にMFトクランが相手選手に頭突き
を食らわせ一発退場。数的不利まで強いられたが、28分に稲本が18mのシュー
トを決めて意地を見せた。
リバプール(ENG) 2-0 PSV(HOL)
得点【リ】ジェラード(65)クラウチ(89)
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ボルドー(FRA) 3-1 ガラタサライ(TUR)
得点【ボ】アロンソ(22)ラスランド(47)フォベール(50)
【ガ】稲本(73)
退場【ガ】トクラン(59)
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≪グループD≫
すでに1次リーグ突破を決めているバレンシアは、ホームでオリンピアコスに
2-0と快勝。2位ローマがシャフタル・ドネツクに敗れたため、首位通過が
確定した。
主力に故障者が相次ぐ苦しい状況下にあるバレンシアだが、前半終了間際にア
ングロがエリア内から右足シュートを決め先制。後半立ち上がりにも、負傷し
たエースFWビジャに代わって途中出場したモリエンテスが頭で叩き込んだ。
一方、引き分けでも突破が決まったローマは、アウェーでシャフタルに0-1
で敗戦。シャフタルに2ポイント差と迫られ、セカンドラウンド進出を賭けた
争いは最終節までもつれ込んだ。
シャフタルは前半から主導権を握ると、後半16分にマリカが待望の先制ゴール。
この1点を手堅く守った。
最終節では、ローマはホームで首位バレンシアと、シャフタルはアウェーで最
下位オリンピアコスと対戦。オリンピアコスもUEFAカップ出場の可能性が残さ
れているため、シャフタルにとっては厳しい戦いとなるだろう。
バレンシア(ESP) 2-0 オリンピアコス(GRE)
得点【バ】アングロ(45)モリエンテス(46)
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シャフタル・ドネツク(UKR) 1-0 ローマ(ITA)
得点【シ】マリカ(61)
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